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| よう、俺がポルナレフ教授だ。
| 頭がどうにかなりそうな、恐ろしいものの片鱗を味わった講義を扱っていくぜ。
| 無駄にデカくて暑苦しいが、よろしくな。
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｜ なんと、新教授か。
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| ほんとに、無駄に容量食うな。
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| さて、今から行う講義は空母「大鳳」についてだ。
| 詳しく解説させて頂こう。「大鳳」というのは、太平洋戦争中に完成した大型空母。
| 優れた能力を持ち、なんと飛行甲板が装甲化されているという画期的な空母なんだ。
| 当然ながら、「大鳳」に対する日本海軍の期待も並外れたものがあった。
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｜ なんかこの教授、微妙に礼儀正しいよな。
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| まあ、登場したてのポルナレフだし。
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| そもそも「大鳳」の建造計画は「翔鶴」型と同時期から存在した。
| そして「大鳳」に求められた役割も「翔鶴」型空母と全く同じ、決戦時におけるアメリカ空母への攻撃なんだ。
| 戦前の「大鳳」計画時期、日本海軍は以後のイギリス・アメリカ空母が重装甲化していくと予測していた。
| イギリスには既にその兆しが見えていたし、脆弱性は空母の最大の弱点だからな。
| こうして「大鳳」は、飛行甲板を装甲化するという方向で計画が進められたんだ。
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・「翔鶴」型空母
1941年に完成した、非常に優れた性能を持った優良大型空母。
日本海軍空母技術の集大成でもあり、海軍の期待は並外れたものがあった。
,＿＿年8月に1番艦の「翔鶴」が、9月には2番艦の「瑞鶴」が完成している。
iii■ -‐'''''""¨¨¨ヽ ては能力の高さを証明し、空母機動部隊の主力として活躍。
(.＿＿_,,,... -ｧァﾌ|部隊4空母は壊滅し、以後は日本海軍空母部隊の中核となる。
|i i| }! }} /／|を歴戦し、「翔鶴」はマリアナ沖海戦にて敵潜水艦の攻撃にて撃沈。
|l､{ j} /,,ｨ//｜中最高の歴戦艦と呼ばれ、レイテ沖海戦にて囮役として沈没している。
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｜ 先生、髪型が邪魔で黒板が見えません。
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| ウザいヘアスタイルだな……
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| やれやれ…… これでいいか？
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・「翔鶴」型空母
1941年に完成した、非常に優れた性能を持った優良大型空母。
日本海軍空母技術の集大成でもあり、海軍の期待は並外れたものがあった。
1941年8月に1番艦の「翔鶴」が、9月には2番艦の「瑞鶴」が完成している。
太平洋戦争においては能力の高さを証明し、空母機動部隊の主力として活躍。
ミッドウェイ海戦において4空母を喪失した後は、日本海軍空母部隊の中核となる。
以後も様々な海戦を歴戦し、「翔鶴」はマリアナ沖海戦にて敵潜水艦の攻撃により撃沈。
「瑞鶴」は日本空母中最高の歴戦艦と呼ばれ、レイテ沖海戦にて囮役として沈没している。
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｜ うん、黒板が良く見える。
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| …………
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| ただでさえ大型空母の建造は時間が掛かる上、「大鳳」は飛行甲板装甲化という新機軸を導入していた。
| さらに戦争中とあって、ようやく完成したのは1944年3月のことだ。
| すでにガダルカナルは米軍の手に落ち、日本は完全に劣勢ムードだった。
| 空母も不足していく中で、装甲空母「大鳳」がとうとう完成……
| この時の日本海軍の期待が、お前達に分かるか？
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・航空母艦「大鳳」
1944年に完成した大型空母で、飛行甲板を装甲化している数少ない艦。
「不沈空母」として多大な期待を受けたが、完成から3ヵ月後のマリアナ沖海戦で被雷。
その数時間後、突然の爆沈を遂げる。なお、同型艦は存在しない。
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｜ 同型艦はないの？
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| これほどの空母、そうやすやすと量産できるほど日本に余裕はないぜ。
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| さて…… データを見れば分かるとおり、搭載機の数が「翔鶴」型空母よりも減っている。
| 飛行甲板が装甲化されるという事は、重心が上へ偏るという事だ。
| その関係でバランスを取るため、航空機格納庫が縮小されてしまったんだ。
| また日本空母で唯一のエンクローズド・バウを採用してるんだが、技術的な解説は省略。
| 一言で言えば、艦首と飛行甲板が一体化したスタイルだな。
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航空母艦「大鳳」
・全長：260.6m ・全幅：27.7m ・吃水：9.67m ・基準排水量：29,300ｔ ・乗員：1,649名
・最大出力：160,000hp ・最大速度：33.3kt ・航続距離：10,000浬/18kt ・搭載機：52機＋補用1機
・武装：65口径10cm連装高角砲6基、25mm3連装機銃22基
写真1 写真2
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｜ ほほう。
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| ちなみにイギリス空母の一部も飛行甲板を装甲化していたが、やはり搭載機数は少なめだった。
| 攻撃力（搭載機数）か、防御力（飛行甲板装甲化）かの二択だな。
| 空母「信濃」もそうなんだが、防御を優先すればどうしても航空機の数は少なくなってしまう。
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| この「大鳳」は、最初期には飛行機の中継基地として用いるという計画がなされていた。
| しかしその計画は1938年時点でとっとと捨て去られ、決戦時における敵空母対策を任務とした艦に。
| そして実際に完成した1944年には、航空母艦は海戦の中核となっていた。
| 当然ながら、鳴り物入りで完成した「大鳳」は空母部隊の旗艦に。
| そして、マリアナ沖海戦に投入されることになるんだ。
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｜ まあ、当然だな。
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| 「大鳳」の初陣は、マリアナ沖海戦……
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| 1944年6月18日、艦隊司令の小澤治三郎中将を乗せ、「大鳳」は旗艦として戦場となる海域に到達した。
| この時の艦隊は、見ての通り非常に豪華なもんだ。
| しかしこのマリアナ沖海戦の成り行きは、艦隊の派手さとは裏腹に非常に不条理なものだった……
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第1機動艦隊（小澤治三郎中将）
空母「大鳳」、「翔鶴」、「瑞鶴」、「隼鷹」、「飛鷹」、「瑞鳳」、「龍鳳」、「千歳」、「千代田」
戦艦「大和」、「武蔵」、「長門」、「金剛」、「榛名」
重巡洋艦「妙高」、「羽黒」、「高雄」、「愛宕」、「摩耶」、「鳥海」、「最上」、「鈴谷」、「熊野」、「利根」、「筑摩」
軽巡洋艦「矢矧」、「能代」
駆逐艦「浅雲」、「磯風」、「浜風」、「初月」、「若月」、「秋月」、「霜月」、「満潮」、「野分」、「山雲」、「時雨」、
「秋霜」、「早霜」、「朝霜」、「岸波」、「沖波」、「玉波」、「浜波」、「藤波」、「島風」
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｜ 不条理だったのか？
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| 後の視点から見れば、当然の結果だったんだが……
| 当時の日本海軍からしたら不条理そのものだな。
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| 先にアメリカ艦隊を発見した小澤機動部隊、喜び勇んで攻撃隊を差し向けるんだ。
| しかしまともに帰還してくる機は少なく、何が起きてるのか良く分からない有様。
| そんな中、突然に小澤機動部隊に襲い掛かってきた潜水艦「アルバコア」が「翔鶴」に向かって魚雷を発射。
| しかし魚雷は設定ミスで方向が大きく外れ、そのうちの数発がなんと「大鳳」への直撃コースに向かうんだ。
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3時30分：この時刻より、合わせて43機の索敵機が発進。
6時30分：アメリカ艦隊を発見。
7時25分：「千歳」、「千代田」、「瑞鳳」より第1次攻撃隊（零戦14機、零戦爆戦43機、天山7機）が発進。
7時45分：「大鳳」、「翔鶴」、「瑞鶴」より第2次攻撃隊（零戦48機、彗星53機、天山29機）が発進。
9時35分：第1次攻撃隊、アメリカ艦隊に攻撃開始。戦艦1隻と重巡1隻を小破させる。
こちらの損害は零戦8機、零戦爆戦31機、天山2機。
10時40分：第2次攻撃隊、アメリカ艦隊に攻撃開始。戦艦1隻と空母1隻を小破させる。
こちらの損害は零戦33機、彗星43機、天山23機。
8時10分：潜水艦「アルバコア」が「大鳳」に魚雷発射。
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｜ なんて運の悪い……
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| 決定的な実力差に加え、ツキにも見放されていた感があるな。
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| その時に「大鳳」の周囲を飛んでいた彗星は、海面上に「大鳳」へ向かっていく雷跡を発見。
| すかさず高度を下げ、海面にダイブ。己の命と引き換えに魚雷に体当たりしたんだが、止められなかった。
| 「なんだ？ 失速事故か？」と仰天する「大鳳」見張員だったが……
| その直後に、艦に接近してくる魚雷を発見。彗星の行動の意味を理解したんだ。
| 結局「大鳳」は避けきれず、1発の魚雷を受けてしまう。
| しかしそこは不沈空母「大鳳」。被雷をものともせず、何事もなかったかのように海戦を続行するんだ……
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｜ なんと。
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| とはいえ損傷現場ではガソリンが漏れて有毒ガスも発生。緊迫した状況になっていた。
| にもかかわらず作戦続行を指示した司令部は、被害の重大性認識に欠けていたという批判も。
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| そして小澤機動部隊は次々と攻撃隊をアメリカ艦隊に差し向けたんだが……
| まともに帰還する者は少なく、戦況がどうなっているのかさっぱり読めない有様。
| そんな状況で、小澤機動部隊はまたしても潜水艦の接近を許してしまった。
| 忍び寄った潜水艦「キャヴァラ」が、空母「翔鶴」に向かって6発の魚雷を発射。
| そのうちの4発を受けた「翔鶴」は爆発し、その命運を絶たれたんだ。
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9時00分：「隼鷹」、「飛鷹」、「龍鳳」より第3次攻撃隊（零戦17機、零戦爆戦25機、天山7機）が発進。
12時00分：目標が見つからず、帰投。その途中でアメリカ戦闘機の迎撃に合う。
この戦闘で、零戦1機、零戦爆戦5機、天山1機が撃墜。
10時15分：「隼鷹」、「飛鷹」、「龍鳳」より第4次攻撃隊（零戦20機、九九艦爆27機、天山3機）が発進。
目標を発見できず、グァム上空でアメリカ戦闘機と戦闘。
零戦14機、九九式艦爆9機、天山3機が撃墜される。
10時28分：「大鳳」、「翔鶴」、「瑞鶴」より第5次攻撃隊（零戦4機、零戦爆戦10機、天山4機）が発進。
目標を発見できず、帰還。零戦爆戦8機、天山1機が未帰還機となる。
10時28分：「隼鷹」、「飛鷹」、「龍鳳」より第6次攻撃隊（零戦6機、彗星9機）が発進。
アメリカ艦隊を攻撃するも、戦果無し。零戦4機、彗星5機が撃墜される。
11時20分：潜水艦「キャヴァラ」、空母「翔鶴」に6本の魚雷を発射。うち4本が命中。
14時10分：空母「翔鶴」、乗組員830人、空母機パイロット370人と共に海中へ没する。
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｜ ああ、「翔鶴」……
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| 多くの海戦を潜り抜けた歴戦艦も、潜水艦にあっけなく殺られてしまった。
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| そして…… あ、ありのまま、起こった事を話すぜ。
| 『大鳳がいきなり爆発炎上し、そのまま沈んでいった』。
| な、何を言ってるのかわからねーと思うが、おれも何をされたのかわからなかった……
| 頭がどうにかなりそうだった…… 催眠術だとか超スピードだとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。
| もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……
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｜ な、なんだって――！？
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| 悲しい話だ。
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| あっけないとかそういうレベルじゃねぇ。そもそも魚雷を食らったのは6時間も前の話だからな。
| だが、もはやそれしか原因は考えられない。
| 後の調査によると、気化した航空燃料が艦内に漏れ、それが引火して大爆発を起こしたって説が主流だ。
| ガソリンタンク防御に問題があったと言われているな。
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14時32分：空母「大鳳」、突然の大爆発。
16時28分：空母「大鳳」沈没。乗員2000人中、生存者は約500名。
小澤中将は「艦と運命を共にする」と言い張るものの、半ば強引に引き摺り下ろされた。
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｜ 不沈空母が、魚雷一発で…… しかも、6時間も経ってから……
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| 「大鳳」の飛行機格納庫は密閉式で、それも大いに災いしたんだ。
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| 日本の艦は余りにも攻撃に偏重しすぎ、ダメージコントロールをほとんど重要視していなかったんだ。
| これに関して、アメリカは非常に先進的と言える。
| 日本艦ならば沈んでいたであろうダメージからも立ち直っているケースが非常に多いんだ。
| また、日本海軍は対潜装備やレーダーを軽視していたというのも大きかった。
| 結果的に、とんでもない数の日本艦がアメリカ潜水艦に狩られたんだよ。
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・ダメージコントロール（ダメコン）
艦船における防御要素の1つで、受けたダメージをいかに小さくするかという技術。
例えば、発生した火災の消化、浸水箇所への対処など。
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fト､_{ﾙ{,ィ'ｅﾗ , ﾀ人. ∇ (ﾟДﾟ,,) (ﾟДﾟ,,)
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ヽ iLﾚ u' | | ヾｌﾄﾊ〉 ｜□｜ √￣ (_＿_ﾉ〜 √￣ (_＿_ﾉ〜
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｜ 「金剛」も、確か潜水艦に狩られたよな……
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| 軍艦・商船共に、日本の潜水艦被害は並外れてるぞ。
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| そういう訳で、凄まじくあっけない最期をもって「大鳳」の講義を終わる。
| 鳴り物入りで登場した兵器が、都合のいいファンタジーやメルヘンのように活躍するって事はない……
| 俺が伝えたかったのは、そういう事だ！！
| しみったれた学生ども、次は空母「信濃」の講義で会おうぜ！
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｜ 黙れ、顔デカ。
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| 笑うなよ。
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