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| 『中央ユーラシア史』は、モンゴルなどの中央アジアなどにスポットを当てた一冊です。
| この地域は極端に馴染みの薄い地域、なので難解かもしれません。
| あらかじめ、後に紹介する『遊牧民から見た世界史』あたりを読んでおいた方が良いのではないでしょうか。
| 『南アジア史』は、インドなどヒンドゥー世界にスポットを当てた通史本。
| 初学者向けに優れている、有用な一冊ですね。
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｜ 中央アジアの歴史は、遊牧民の歴史でもあるんだよな。
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| だからこそ、ここで出てくる固有名詞の大半は一般に馴染みがない。
| 正攻法では、完読にかなり手こずることが予想される。
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| 山川の世界歴史大系より、『南アジア史』です。
| 趣味の世界史クラスでは、この辺がトップクラスに詳しいでしょう。
| これよりも深く追求したいなら、もはや学術書に手を出すしかないでしょうね。
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｜ 難しそうだし、値段も高いな……
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| まあ、既存の概説書に満足できなくなったら手を出すレベルだ。
| これですら我慢できなくなったら、もう専門の領域だな。
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| 『モンゴル帝国の興亡』と『遊牧民からみた世界史』は、中央ユーラシアにおける歴史の解説書。
| 東洋と西洋を繋ぐ中間地点とされ、それ自体にはあまりスポットが当たってこなかった中央アジア。
| そこに住んでいた遊牧民は決して蛮族ではなく、そんな彼らに焦点を当てた歴史解説書です。
| 『モンゴル帝国の興亡』は、その名の通りモンゴル帝国の勃興から衰退まで。
| 『遊牧民からみた世界史』は、スキタイや匈奴、ウイグルなどを扱った本。
| いずれも決して難解ではありませんので、初心者にも手が出せます。
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｜ なんかこの著者、悪評もよく目にするけど……
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| 人にもよるだろうが、既存の学説への批判がちょっと鼻につく箇所もある。
| それさえ我慢すれば、非常に面白い内容だ。
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| 山川の『東南アジア史』に、物語シリーズの東南アジア三作。
| 『東南アジア史』の2冊は、基礎に忠実な教科書的解説書。非常に優良です。
| 『物語フィリピンの歴史』、『物語ヴェトナムの歴史』、『物語タイの歴史』――
| この三冊は、スポットの当たらない地域の歴史を実に面白く語ってくれています。
| 外国の支配や搾取、独立、内戦、混乱――そんな中で各国がいかに生き抜いたかが伺えますね。
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｜ ここらへんの国なんて、日本じゃ全然知られてないのにな。
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| そう関わりのない地域でもないはずなんだが……
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| 『東南アジアの歴史』は、東南アジア地域の概説書。
| 類書は非常に少ないので、かなり重宝しますね。
| 入門書として非常にまとまっており、欧州諸国の食い物にされていく様子が楽しめます。
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｜ 楽しむなよ。
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| 東南アジアの歴史は、中国やヨーロッパに翻弄され続けた歴史だな。
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| 『ポル・ポト〈革命〉史―虐殺と破壊』は、自国の国民多数を虐殺したポル・ポト時代の解説書。
| なぜあのような悲劇が起きたのか、時代背景を追いながら丁寧に解説されています。
| ……怖い本ですね。
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｜ 下手なホラーよりも怖いな。
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| 恐ろしい話だ。
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| 山川の『オセアニア史』と『物語オーストラリアの歴史』は、オセアニアの歴史を扱った本。
| この地域は自然に囲まれた豊かな風土というイメージがありながら、その歴史は複雑です。
| 白人来訪者とは切っても切れず、特にオーストラリアは複雑な歩みがありますね。
| おそらく日本では知名度の低い歴史、ぜひ読んでみて下さい。
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｜ カンガルー！！
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| コアラ！！
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