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| この項では、航空戦記に関する書籍を紹介しております。
| 航空機そのものの解説は「航空兵器」の項で、
| 空軍や航空隊などの組織については「日本陸海軍」や「諸国軍隊」の項で扱っております。
| 例によって微妙なカテゴリー分けなので、リンク先の項の参照もお願いしますね。
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｜ 大空の戦士達の物語だな。
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| このジャンルは、特に個人戦記が熱いぞ。
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| 『撃墜王列伝』には、20人の航空エースの話が綴られています。
| リヒトホーフェンやハルトマン、マルセイユ、坂井、西沢、岩本……
| ドイツや日本に限らず、各国のエースパイロットの生涯が紹介されている一冊。
| 第一次大戦や欧州戦線、太平洋戦争と扱う視点も非常に広いです。
| 詳しくはないが興味はある、という方にはぜひ読んでもらいたい本ですね。
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｜ エースパイロットの戦い振りか。
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| 大空の騎士、侍たちの物語。
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| 『大空のサムライ』は、世界で最も有名な日本人エース坂井三郎氏の自伝。
| 熱く、熱く、あまりにも熱すぎる男と、その戦友達の生き様。
| 単なる戦記を超越した、まさに戦う男のバイブル！！
| いいから読め。
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| この本は世界中で出版され、「残酷で機械的な殺戮マシーン」と思われてきた日本エースの
| イメージを一気に覆してしまった。
| これは読んどけ！ 男になりたいならな！
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| 『彗星夜襲隊―特攻拒否の異色集団』は、色々と考えさせられる一冊です。
| 終戦間際、特攻を拒否して戦い抜いた芙蓉部隊という航空隊がありました。
| その活躍などを解説した一冊、これは必読でしょう。
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｜ ううむ、深いな。
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| 長く絶版状態だったような気がするんだが……再刊したのか？
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| 渡辺洋二氏の航空機シリーズ、様々な日本軍パイロットの戦い振りを追った航空戦記集。
| 『重い飛行機雲』は様々なパイロットの苦難、『異端の空』は秋水など独特の航空機にスポットを当てます。
| 『死闘の本土上空』はB-29と迎撃飛行隊との激闘を、『遥かなる俊翼』は渋い話を集めた戦記集。
| 『未知の剣』は、試作機専門のテストパイロット達の物語。時にはテスト機を駆って実戦に赴くことも。
| 『特攻の海と空』は、その名の通り特攻隊の戦記。涙なくして読めません。
| いずれも短編集的な色合いが濃く、非常に優良な戦記集と言えましょう。
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｜ 様々なパイロットの物語がまとめて読めるので、実にお得だな。
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| ある種淡々としているのも、このシリーズの特色の一つ。
| 最後まで冷静にスポットの当たった人物の記録を追っており、それも魅力。
| 派手さが好きな人にとっては、その点が逆に気に入らないかもしれないな。
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| 『急降下爆撃』、著者は伝説の爆撃機乗りにして「ソ連人民最大の敵」、ハンス・ルーデル。
| 出撃回数2530回、戦車519台破壊、装甲車800台以上破壊、火砲150門以上破壊、戦艦1隻撃沈、
| 巡洋艦1隻撃沈、駆逐艦1隻撃沈、舟艇70隻以上撃沈、航空機7機撃墜……
| これをたった一人でやらかした有史以来最大最強の破壊魔、ハンス・ルーデルの自伝です。
| また彼は撃墜されること30回、さらには片足切断、それでも病院を抜け出して戦い続けるドイツ空軍の英雄。
| その凄まじい功績に反し、記録が異様にも淡々としているところは流石のドイツ人です。
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｜ この人、ホントに人間……？
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| 戦艦まで殺ってるってのが、化け物じみてるな。
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| 『不屈の鉄十字エース』は、ドイツのエースパイロットであるエーリッヒ・ハルトマンの伝記。
| 彼は345機もの敵機を撃墜した、世界記録を持つとんでもないエース。
| そんな彼の戦い振りと、そしてソ連に抑留された日々を描いています。
| 濃厚なドイツ魂がドロリと溢れ出した、必読の本ですね。
| 『急降下爆撃』や『擲弾兵』と並び、ドイツ超人シリーズの一冊として皆様に推奨します。
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｜ さ、さんびゃっき……！？
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| 『北欧空戦史』は、第二次世界大戦前後におけるフィンランド、スウェーデン、ノルウェーの空戦史。
| 北欧での航空事情はとにかく渋く、実に通好みですね。
| 知る人ぞ知るエースパイロットの戦い振りや、地味な機体の解説もきっちり収録。
| 興味深い記述が多く、非常に面白い一冊です。
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| 通好みだからといって、マニアックな退屈さがあるわけではない。
| なんか凄いことやってる連中やら、苦労話やら、ついてないカタヤイネンやら……
| もうなんか北欧の航空事情、ステキ過ぎる。
| なんで余り脚光を浴びないのか理解できないぐらいだな。
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| 『クリムゾンスカイ』は、朝鮮戦争における航空戦を解説した一冊。
| 戦争全般にわたっての航空機事情や空戦が収録され、非常に面白い本ですね。
| 朝鮮戦争に興味のある人は必見です。
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｜ だが、それはF-86の巧妙な罠だった。
｜ 「いつもの力が出せれば……こんなジェット機なんかに！」
｜ 「よかったじゃないですか、北朝鮮パイロットのせいにできて」
｜ 「んんんんんんんんっ！」
｜ （耐えなきゃ、今は耐えなきゃ……）
｜ 「MiG-15の生増槽ゲ～ット」
｜ （いけない……！ 燃料搭載量が1400㍑なのを悟られたら……！）
｜ 「生MiG-15様の機銃掃射を拝見してもよろしいでしょうか？」
｜ 「こんな奴らに、くやしい……！ でも、機銃掃射しちゃう！」
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| そのクリムゾンじゃないぞ。嫌な空だな。
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| 『スミソニアン 現代の航空戦』は、過去40年間に起こった航空戦について詳細に解説した一冊。
| いわばベトナム戦争以降の航空戦記録であり、日付ごとに詳細がまとめられています。
| 各空軍事情の解説や航空戦の経緯、分析、兵器解説などの記述がギッシリ。
| 読み物として面白いだけではなく、資料としても価値が高い本ですね。
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｜ そんなに良いモノか。
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| 値段は張るが、その価値は十分にある。
| ただし、この本は上級者向けだろうな。
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