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| さて、今回はB-52「ストラトフォートレス」とB-58「ハスラー」について講義しましょう。
| B-52「ストラトフォートレス」は、あのB-29「スーパーフォートレス」の後継機的存在。
| B-58「ハスラー」は現在から見れば異色、当時としては至極まっとうな爆撃機です。
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第28回兵器史・B-52 & B-58 〜核を運ぶ翼〜
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| アメリカの爆撃機は、「B-○○」ってナンバーだったな。
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| 時代としては、戦後から50年代に当たるぞ。
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| アメリカの戦略爆撃思想に関する講義計画は、こんな感じですね。
| 今回の講義は、第二十二回兵器史と第四回兵器史の間を補完するものです。
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・アメリカ戦略爆撃思想の変遷
戦中〜戦後:
第二十二回兵器史・日本陸軍戦闘機(B-29と戦略爆撃についての記述あり)
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戦後〜50年代:
今回・B-52「ストラトフォートレス」&B-58「ハスラー」
↓
60年代:
第四回兵器史・XB-70「ヴァルキリー」
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70年代〜80年代:
次回・B-1「ランサー」
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80年代後半〜現代:
講義未定・B-2「スピリット」
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| XB-70「ヴァルキリー」… 例の、未完の超音速爆撃機だな。
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| コストの高騰によって消滅したアレだ。
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| 太平洋戦争中のアメリカ戦略爆撃に関しては、第二十二回兵器史の20/37〜28/37を参照して下さい。
| 当初はB-29による高高度精密爆撃、後半は低高度無差別爆撃で日本の都市を焼き尽くしたんですよね。
| これが、アメリカの戦略爆撃思想の出発点となります。
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・B-29「スーパーフォートレス」
アメリカが完成させた超優良爆撃機で、様々な最新機能が盛り込まれている。
余りに凄まじい高空性能の為、日本の戦闘機や対空砲では撃墜が困難。
日本の敗北を決定的にし、朝鮮戦争でも使われた。
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| B-29か…
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| 当然ながら、爆撃機自体はもっと以前から存在したぞ。
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| そして1945年8月… 「核」の出現は、アメリカのみでなく世界の爆撃思想を一変させました。
| 来たる第三次世界大戦では、核の応酬になると誰もが予感したんです。
| そして戦略爆撃思想も、「核」の運用を前提に発展していきました。
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| 「核」に対する忌避感は無かったのか…?
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| 「核」に対してのタブー感が芽生えたのは、けっこう最近の話なんだ。
| 50年代あたりは、「核」は希望に満ちた未来のエネルギーという風潮が溢れていた。
| 「鉄腕アトム」とかも、そういう感じだろ?
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| そして、当時のミサイル技術はまだまだ未発達。
| 敵国に核をブチ込むには、航空機からの投下しか手段が無かったんです。
| こうして、アメリカでは「戦略爆撃機=核爆撃機」っていう等式が成り立つようになったんですよ。
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| つまりは、「戦略爆撃=核攻撃」になったって事か。
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| これは、アメリカに限った話じゃない。「核」は、次に起きる戦争の主力になると思われてた。
| そしてアメリカとソ連の対立により、第三次世界大戦が起きる可能性は濃厚…
| そういう、時代の雰囲気だったんだ。
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| そしてアメリカは1951年、B-52「ストラトフォートレス」という爆撃機を完成させました。
| あのB-29の思想を引き継ぎつつ、核攻撃を主任務にした最新鋭戦略爆撃機です。
| こいつは、2発の水爆を搭載できるという恐ろしい機体でした。
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B-52「ストラトフォートレス」(H型)
・全長:49.05m ・全幅:56.39m ・全高:12.40m ・自重:85,730kg ・全備重量:221,350kg
・最大速度:時速996km ・航続距離:16,000km ・上昇限度:16,765m ・乗員:6名
・エンジン:TF33-P-3ターボジェット8基(7,711hp×8)
・武装:20mmバルカン×1、爆弾22,500kg
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| 通常爆弾は搭載できないのか?
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| この時期、そういう運用は考えられてなかった。
| あくまで、核爆撃専用機だったんだ。
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| ソ連の先制攻撃にも即座に対応できるように、核を装備したB-52が常に空中配備されていました。
| ローテーションを維持しながら、24時間ずっと12機体制で空中待機している状態だったんですよ。
| 現在は、原子力潜水艦がそれに近い任務を行ってますがね。
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ttp://www.fas.org/nuke/guide/usa/bomber/b52-bomb.jpg
ttp://www.fas.org/nuke/guide/usa/bomber/b52-981974c.jpg
ttp://www.fas.org/nuke/guide/usa/bomber/b52_33.jpg
ttp://www.fas.org/nuke/guide/usa/bomber/b-52_10.jpg
ttp://www.fas.org/nuke/guide/usa/bomber/b-52g-dfst8712398.jpg
ttp://www.fas.org/nuke/guide/usa/bomber/b-52h-f-009.jpg
ttp://www.fas.org/nuke/guide/usa/bomber/b-52-990089d.jpg
ttp://www.fas.org/nuke/guide/usa/bomber/b-52_11.jpg
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| なんか、独特の凄みがあるな…
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| 下から2番目の写真は人間が写ってるので、その巨体が良く分かる。
| こんなもんが満パンに爆弾積んで襲ってくるんだから、たまったもんじゃないな。
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| さて… スペックを見てもらえば分かる通り、B-52の最大速度はマッハに達していません。
| そして敵国のソ連では、地対空ミサイルが大量配備され始めていました。
| この脅威を突破する為には、さらに高速… マッハの域まで達した爆撃機が必要だったんです。
| こうして、アメリカで超音速爆撃機の開発がスタートしました。
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・地対空ミサイル(SAM)
地上から、空中の目標目掛けて発射されるミサイル。
なおSAMとは、「Surface-to-air missile」の略。
この時期のソ連製地対空ミサイルでは、SA-2「ガイドライン」が有名。
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| ミサイルにも、いろいろ種類があるんだな。
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| SA-2「ガイドライン」は、要望にあったSR-71の講義でも出て来るぞ。
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| そして1956年に完成したのが、B-58「ハスラー」。
| マッハ2という脅威の速度性能を誇る、超音速核爆撃機です。
| 当然ながら通常爆弾の運用などほとんど想定されていない、核爆撃専用機でした。
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B-58「ハスラー」
・全長:29.49m ・全幅:17.32m ・全高:9.58m ・自重:25,200kg ・全備重量:73,900kg
・最大速度:時速2,130km ・航続距離:8,250km ・上昇限度:18,290m ・乗員:3名
・エンジン:J-79-5Bターボジェット4基(7,711hp×4)
・武装:20mmバルカン×1、爆弾4,000kg
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| もう、核の使用が基本前提だったんだな。
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| 現在からは考えられないかもしれないが、この時代は核も結構フツーに使うつもりだったんだ。
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| B-58は都合上、従来の爆撃機のように爆弾を胴体内に収容できませんでした。
| そこで胴体下部に兵器ポッドを取り付け、爆弾をそこに収容しておく方式となります。
| この機構が、後のネックになったんですがね…
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ttp://www.fas.org/nuke/guide/usa/bomber/b58_1.jpg
ttp://www.fas.org/nuke/guide/usa/bomber/b-58-bw1.jpg
ttp://www.fas.org/nuke/guide/usa/bomber/b-58_12.jpg
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| おお! なにか近未来的な外見だな!!
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| こういう主翼の形状を、デルタ翼と呼ぶ。見たままだが、覚えておいてくれ。
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| そして50年代も終わって、60年代に入り…
| 「もっと速い爆撃機を! とにかく速い爆撃機を!!」という想いがアメリカ空軍内で高まります。
| そして、B-58をも超えるマッハ3クラスの超音速爆撃機… XB-70の開発がスタートする事になるんですよ。
| このXB-70は、まさに究極の高高度超音速爆撃機です。
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参照:第四回兵器史・XB-70「ヴァルキリー」
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| 戦闘機の追えないスピードで、戦闘機の届かない高度をカッ飛ぶ爆撃機だな。
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| 未完ながら(未完だからこそ)伝説を作ったヤツだ。
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| ここから先は、60年代以後の話になるのですが…
| ある技術の発展により、アメリカの核爆撃機の重要性が薄れる事になりました。
| それが、長距離ミサイル技術の飛躍的発達。
| わざわざ敵国の上空へ出向いて核爆弾を投下しなくても、核爆弾がオートで飛んでいってくれるんです。
| これまでの核爆撃専用機も、新たな身の振り方を考えなければなりませんでした。
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・アメリカ核爆撃機の今後
B-52「ストラトフォートレス」:通常爆弾が運用可能なように改造。
B-58「ハスラー」:リストラ。
XB-70「ヴァルキリー」:死産。
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| 「核爆撃専用機」って存在自体が、核ミサイルの登場によって旧式化したんだな。
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| あくまで、これはアメリカでの話な。
| れっきとした長距離ミサイル技術を持ってる国なんて、現在でも限られてるぞ。
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| B-58「ハスラー」は、それこそ超音速での核運用のみに特化した機体でした。
| 一面に特化している以上、他用途への転用は非常に難しく…
| また機構上の問題もあって、1970年をもって完全に退役させられてしまいます。
| わずか10年の、非常に短い生涯でした。
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| まさに、核戦略に翻弄された一生だったんだな。
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| 機構上の問題ってのは、例の兵器ポッドのことだ。
| これの存在が何かと足を引っ張り、核投下以外に出来ることは無かったんだ。
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| 一方、B-52「ストラトフォートレス」は総合的に優秀な性能でした。
| 通常爆弾を搭載しての爆撃任務でも、非常に優れた実力を発揮できたんです。
| こうして、B-52とB-58の明暗ははっきりと分かれました。
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B-52「ストラトフォートレス」:現代でも現役。
B-58「ハスラー」:1970年に退役。
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| B-52って、現代でも現役なのか!? 50歳超えてるじゃないか…!
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| 次回の講義で述べる事情で、B-52は延々と頑張り続けてるんだ。
| アメリカ空軍には、祖父、父、子の3代に渡ってB-52に乗りだったパイロットもいるらしい。
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| そしてアメリカの戦略爆撃思想から、「核」の色が抜け落ち始めます。
| 「核」の分野を担うのはミサイル。爆撃機は、以後は通常爆撃に専念って訳ですね。
| とは言え、いっぺんに転換したって訳でもありませんが。
| アメリカの所持する核ミサイルの数が増えるにつれ、相対的に核爆撃機の重要性が低下していったんですよ。
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| なるほど、いっぺんに核爆撃機が不要になったって訳でもないんだな。
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| その過渡期に存在したのが、次に講義するB-1「ランサー」だ。
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| B-52「ストラトフォートレス」は、ベトナム戦争や湾岸戦争、イラク戦争に参加しています。
| 純粋な核爆撃機として生まれ、初の実戦であるベトナム戦争では通常爆弾の絨毯爆撃を実行し、
| 湾岸戦争では巡航ミサイル、イラク戦争においては精密爆撃…
| まさに、時代による爆撃思想の変遷を体現するような活躍振りですね。
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B-52は「アメリカの圧倒的な力」の代名詞的存在に。
湾岸戦争においては、「B-52を差し向ける」と公表しただけで降伏する部隊も。
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| 時代の変化に対応できるキャパシティがあったんだな。
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| そういう意味でも、B-52は非常に優れた機体だったんだ。
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| さて… 70年代になると、従来の高高度超音速って方針にも疑問符が付き始めます。
| 高高度飛行だと、敵のレーダーに捉えられやすいんですよね。
| 以後の戦略爆撃思想は、単純な「速度」よりもむしろ「見つかりにくさ」の方面が重視されるようになります。
| こうして、発見されにくい低空超音速飛行… そして究極的には「ステルス」に発展していくんですよ。
| まあここら辺は、次回以降の話ですね。
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戦中〜戦後:
第二十二回兵器史・日本陸軍戦闘機(B-29と戦略爆撃についての記述あり)
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戦後〜50年代:
今回・B-52「ストラトフォートレス」&B-58「ハスラー」
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60年代:
第四回兵器史・XB-70「ヴァルキリー」
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70年代〜80年代:
次回・B-1「ランサー」
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80年代後半〜現代:
講義未定・B-2「スピリット」
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| じゃあ… B-1「ランサー」が、低空超音速機?
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| B-1B「ランサー」な。まあこの辺の事情は、次回だ。
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| そういう訳で、今回の講義を終わりましょう。
| 次回は今回に続く形で、B-1「ランサー」について講義します。
| もしかしたら、B-2「スピリット」も同時に終わらせる事が出来るかも。
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第28回兵器史・B-52 & B-58 〜核を運ぶ翼〜
完
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| 今回は、短かったな。
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| こんぐらいコンパクトにいきたいもんだ。
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